「ほぼ日5年手帳」と「brother P-touch Color VC-500W」の相性が良いという話

あけましておめでとうございます。
さて年末年始は手帳選びの季節でもありますが、私はほぼ日5年手帳を使い始めることにしました。
もともとほぼ日手帳オリジナル版を何度か使ったことがあるのですが、オリジナル版は1日1ページなため結構な量を書き込めるんですよね。スケジュールはGoogle Calendar管理で手帳に書くことはないので日記とかを書くことになりますが、どうしても空きが多くなったり1日書くことがなかったりして、そのまま半年ほどでフェードアウトしてしまうことが多くありました。
で、秋頃にほぼ日手帳関連のツイートが流れて来たんですが、365日×5年分を書ける「ほぼ日5年手帳」なるものが昨年から発売されているそうで、ちょうど平成から新元号改元される年だし、ここから5年日記つけられたら面白いだろうな~って思って買っちゃいました。あわせて、書くことが何もなかった日でも写真で空白を埋められるように、brotherのカラーラベルプリンタ「P-touch Color VC-500W」も買いました。


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ほぼ日5年手帳ラインナップ - ほぼ日手帳2019

「1日1ページでたっぷり書ける」のほぼ日手帳オリジナル版と違い、5年手帳は5年分の1日が1ページ、つまり1日1/5ページとなっています。これならTwitter1ポスト程度の文章でいっぱいになるので、空白が目立って悲しくなることはありません。
またオリジナル版では巻末に色んなコラムや単位換算表などがついていますが正直いらないです。5年手帳はおまけページが少なめになっており、実用性のあるものが選ばれている印象です(とはいえアドレス帳も今やデジタル主流ですが)

brother P-touch Color VC-500W

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P-touch Color [ピータッチ カラー] | ラベルライター|ブラザー

5年手帳とあわせて使ってほしいのがbrotherのカラーラベルプリンタです。いわゆるテプラ的なガジェットなのですが、フルカラー印刷が可能で、スマホまたはパソコンから接続して操作すれば自分が撮った写真や画像を自由にレイアウトして印刷できます。

ほぼ日5年手帳とP-touch Colorの相性が良いという話

最近はこういうスマホの写真をすぐにプリントできる小型プリンタというのはCanon iNSPiCやpomini edge等各社から多く出ていますが、その中でもP-touch Colorは特にほぼ日手帳との相性が良いと感じました。

ピッタリのサイズで印刷できる

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P-touch Colorの印刷用紙はロールカートリッジ式のシール台紙になっており、9mm、12mm、19mm、25mm、50mmの5種類あります。この25mm幅のラベルがほぼ日5年手帳の1日分の縦幅26mm(3.7mm方眼×7マス)にピッタリで、印刷してすぐにペタペタ貼ることができます。Canon iNSPiCとpomini edgeの印刷用紙は50mm×72mmの固定サイズなので、ほぼ日5年手帳で使う場合は4分割印刷してからハサミで4つにカットする必要があります。こういう手間や「プリントしたい写真4枚分貯まってからまとめて印刷しなきゃ」というようなことを考えずに済むのはロールカートリッジ式の良いところですね。ちなみに12mmは3.7mm×3マス分、19mmは3.7mm×5マス分と考えると、ほぼ日手帳オリジナル版でも使いやすいかも。
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ただしこのカートリッジ、9mm幅×5mで約2000円、50mm幅×5mで約4000円します。まぁこれはCanonとpominiもほぼ同じくらいのコスパなんですが、Z-inkという専用のカラー感熱紙を使っているためどうしても高くなっちゃうんでしょうね。

印刷用紙が薄い

手帳に写真やマステなどを貼りまくるとどんどん分厚くなっていってしまいます。特に5年手帳は1年ごとに各ページを繰り返し5回使うので、厚みが増えて書きづらくなってしまうのはできるだけ避けたいところ。
購入前に家電量販店で実機を見させてもらいましたが、Canon iNSPiCやpomini edgeのような1枚毎印刷するタイプはいずれもそこそこの厚みがあり、手帳に貼るのはちょっと厳しいなという感じでした。P-touch Colorはラベルライターを名乗っているだけあって、テプラ白黒感熱紙の2、3倍くらいの厚さに抑えられています。
ただ薄さの代償としてプリントの発色はちょっとくすんだ感じになります。

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参考。この美味しそうな寿司写真をプリントすると…
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こんな風にレンジが狭くなる感じで、軍艦巻きの黒も潰れてしまう
このチープさは好みかと思いますが。Canonとpominiの方は厚みがある分綺麗にプリントできていたので、とにかく綺麗な写真で残したい!という人はそちらで。

置きっぱなし運用が可能

P-touch ColorはACアダプタ電源のみ、Canon iNSPiCとpomini edgeはUSB or 内蔵バッテリー駆動となっており、基本的にP-touch Colorは据え置きが前提で持ち運び不可です。そのかわりP-touch ColorはUSB接続のほか、Wi-Fi(ダイレクトモード、インフラストラクチャモード)の3つで接続できるため、一度設定してしまえばスマホからもPCからもWi-Fiルータ経由で接続して印刷できます。電源入れっぱなしでも時間経過でスタンバイに入り、接続すればウェイクアップします。このあたりは事務用途っぽさがあって良いところですね。
<2019.1.5追記>1日程ほったらかしにしていると完全に電源オフになるようです。その場合はネットワーク経由ではウェイクアップできないので、本体の電源ボタンを押してONにする必要があります。

そういうわけで、ほぼ日5年手帳とbrother P-touch Color VC-500Wのおすすめ組み合わせでした。
www.1101.com
www.brother.co.jp