3DプリンタUP mini2買った(^ν^)のでメモ

これ買った
UP mini 2
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開封とセットアップ

大きさ

W25 x H37 x D39

同梱物

  • フィラメント台
  • ニッパー
  • スクレイパー
  • フィラメントチューブ(本体とフィラメント台の間に接続する半透明のチューブ。本体までフィラメントを送り出す時に引っかからないようにするためのもの)
  • セルボード4枚(2種×2枚ずつ)
  • フィラメント4本(ABS樹脂500g×1、ABS樹脂50g×1、ABS+樹脂50g×1、PLA樹脂50g×1)
  • 替えのノズル
  • ノズル交換キット
  • 手袋(クソ汚かったので即捨てた)
  • その他 電源ケーブルとか

組み立て

組み立てと言うほどの作業は無し。最初に本体の中の緩衝材を取る必要があるんだけどめっちゃギュウギュウに詰められてて取り出しにくい。プリントヘッダとボード台は手で押すと動かせるのでちょっと持ち上げてやれば取り出せる。

初期設定

マニュアルが英語と日本語の2種類あるが、英語の方は簡素すぎ、日本語の方はバージョン古かったり画像汚かったりでわかりにくい。片方にしか書いてないTipsとか結構あるので両方のマニュアルを見比べながら進めた方がいい。
初回だけはUSBで接続してドライバ入れたりする必要あり。一度接続してアクティベーションできたらプリンタを再起動しろって言われたがどう操作すれば電源を切れるのか今もまだわからない。裏側の物理スイッチをいきなり切っているんだけど大丈夫だろうか。再起動後、プリンタ側でWi-Fiの設定をすれば後はLAN経由で印刷開始の操作など可能になる。また、USB接続の場合はPCと接続されている間はプリンタ側のタッチパネル操作ができないがWi-Fi接続の場合はその制約がないので便利。

操作

フィラメントのセット・交換

設定画面からフィラメントの種類を選択してExtrudeを実行すると、ノズルを温め始める。説明書のとおり、本体バックドア側の穴からフィラメントを通してプリントヘッダの穴へ優しく押し込む。ノズル温めが終わってピッと音がなるとフィラメントが溶けながら穴の中に引き込まれていき、ノズルの先からちょっと出てくる。出てくるのが確認できたらStopしてしまってOK。
ここでモーターが「ドッ、ドッ、ドッ、」と音を立てている場合、フィラメントがしっかり噛まれておらず空回りしている。ちょっと強めに押し込んだり、角度をグイグイと変えてみる。正常な場合は特に音をたてずスイーッと引き込まれていく。

キャリブレーション

オートキャリブレーション機能がついているが、これはセルボードの高さのオフセットをチェックするだけ。PC側のソフトUP studioを使ってより詳細に複数ポイントの水平キャリブレーションができるので、慣れた頃に一回やっておくといい。印刷範囲は12x12cmでそんなに広くないので買って最初はやらなくても問題なく印刷される。

印刷する時にやる操作

プリンタ電源投入後、ヘッダ、セルボード位置の初期化を行う。初期化をしないと印刷開始を受け付けてくれない。
PC側ソフトで印刷開始する前にプレビューが可能。どのくらいのサポート材がどこに使われるのか確認できるので、あまりにゴチャゴチャと余分なサポート材がつくようなモデルは配置のし直しを考えた方が良い。
印刷開始後、Wi-Fi接続の場合はPC側の電源を落としても大丈夫。プリンタの電源がオンの間は印刷履歴データが保存されているので、印刷が失敗した場合やもう一度同じものを印刷したい場合などはプリンタ側のタッチパネル操作だけで再度印刷開始できて便利。

3Dモデリングについて

オブジェクトの大きさについて

Blenderを使う場合はオブジェクトの大きさに注意が必要。
Blender側では通常1単位の大きさは1mの扱いになっているが、これをSTLファイルにExportしてUP studioに持ってくると何故か1mmと判定されてめっちゃ小さくなる。
なのでBlender内で12cm枠で作ってSTLにExportする際にScaleの設定を1000.0にするか、または12m枠で作ってScale10.0でExportするか、とすることで適正なサイズで読み込まれる。
1BlenderUnit単位がUP studio側では1mmとなる。
1BlenderUnitあたり1mmとしてモデリングした場合はそのままSTLにExport、1BlenderUnitあたり1cmとしてモデリングした場合はScale10.0でExport、とすることで適正なサイズで読み込まれる。どうもBlender内での表示スケールは関係なく、1BlenderUnit単位でどのくらいの大きさなのか、という考え方らしい